我らが鈴木選手は、このレースではなんと
予選1位を獲得、決勝は1位(E-P600)でのフィニッシュでした。最終ラップ、総合1位の目前で、後続車の追突を受けて左ブレーキレバーを失ってしまい、ほぼブレーキングが出来ない状態でのゴールでした。これがなければ総合1位だったので、悔しい結果となりましたが、クラス1位はスポット参戦の準ワークスマシンを相手に互角の勝負をした、鈴木選手の成績は賞賛ものです。 さらに残念なことに、シリーズチャンピオンも同点ポイントでしたが、同ポイントの場合の規定から、惜しくも同ポイント2位になりました。
F1で言えばフェリペマッサのような状況なのですが、フェリペは1ポイント差ですから、鈴木選手はフェリペよりすごいことを したわけです。
予選結果(PDF) 総合ポイント結果(PDF)
鈴木選手から、生レポートが入りましたので、掲載します。
MCFAJ CLUBMAN ROAD RACE ROUND4 筑波大会
急性リハビリは、予防プログラムを下回る
半年ぶりのホームコース。しかし、練習でもまったくタイムが出ていない・・・ エンジンもくたびれているのは間違いないが、ベストの1秒落ちは練習不足以外ない!
当日、スタッフの手馴れた段取りに予選開始まで落ちついていられる。ガソリン、空気圧、冷却水のチェックを行い、タイヤウォーマー装着。予選開始まで大将とエ●チな話で盛り上がってしまった・・・。
予選開始時間。今回は600だけのレース。スタート勝負だから前の方に行かなくてはならない。路面温度も低いので3周目からアタックと決めコースイン。コースインは5台目だったけど、すぐに4台抜いて誰も居ないポジションへ。2周目最終コーナーから全開に!まずベストの1.3秒落ち。5周目に0.9秒落ち。「行けるか!!」と思ったら引っかかってしまった。「あ〜ア・・」と思ったらクラス1位、総合2位の最前列。(あまり嬉しくない・・・ 筑波選手権では予選落ち)ポールポジションとは0.6秒差。でかい。。。
アラバマ州の減量の医師
グリッドは最前列の真ん中。とにかくホールショットを獲れる様に集中。ウォーミングアップランを終えグリッドへ着き、ブラックアウト!しか〜し!またしても失敗。フロントタイヤが上がってしまった・・・ 1コーナーは3位。前の2台は遅い。ポールのバイクではない。すぐに抜いたが自分のペースが上がらない。最終ラップまでトップだったが、予選1位のバイクが0.5秒上回るタイムで迫ってくる。BSガレージの上から大将が「急げ!ばか〜!」って聞こえたような・・・
第2ヘアピンまで抑えたから直線はブロックラインで!と思ったとたんに並ばれ接触。ハンドルに接触したので、振られが大きく転倒寸前!納まった所で追いかけたが、もう追い付ける距離ではなかった・・・「2位でチェッカーを!」と最終コーナーに進入したが!!!!ブレーキレバーが無い!「ヤバイ!どーする!」「このスピードで真っ直ぐ行ったら死ぬ・・・?」コーナーの一番奥の一番アウトを狙ってバイクを立て、リアブレーキをロックギリギリでコントロール。ギアを下げて、半クラッチでエンジンブレーキも使って必死に。一瞬の判断だったと思う。何とかコースに復帰できたけど、チェッカーは3位だった・・・
社会不安論文
S字のBSガレージ上からは「な〜に悔しがってんだよ!3位じゃね〜か!」と大将の厳しいお言葉((+_+))が聞こえた様な・・・一応、「ぶつけられて、レバーが無い!」ってアピールしてS字を通過しました。ここからピットまでもフロントブレーキ無しでコース1周はきつかったです。ピットまで戻ったら大将始めチームクルーが「どーしたの?」って。説明したら大将が「怖え〜 よく曲がれたな!今回は許してやる!よく生きて帰ってきた!」って(^_^;)
大将はアメリカのレースにも出たし、チャンピオンも獲ってるし、とにかく信頼、信用できる人。ライダーとしてはもちろん、人間的にも凄い人です!彼を知らない人はレース界ではモグリって位。「Racing Family Team Jun」に所属できて嬉しいです。
本年度は獲得ポイント56、優勝1回、ランキング2位でした。ランキング1位とは、同ポイント、同優勝回数でしたが、先に優勝されたのでランキング2位でした。27日にはチームで反省会も含め忘年会があります。去年は弾けたので、今年も弾けちゃうかな?
今年は、i&iの伊藤社長始め、ブリジストン、WAKO'S、RSカタクラ、オーバーナイトALBI、クラフト・ボックス、MCFAJの皆様のご協力により、楽しくシーズンを過ごせました。来年も引き続き、見守って下さい。
本年は、どうもありがとうございました。心より感謝いたします。
PS.来年、RFTJから4台エントリーします。
じゃまた来年
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